相談できる相手とは

保険見直しを行うことは、今後の人生の指針を決めていく機会とも、なるかもしれません。そしてそれに向かって、どのような準備をしていく必要があるか、という点を考えることにもなるでしょう。さて、そもそも保険見直しそのものが、本来は自分で行わなければならないもの、と思われがちですが、実はそれだけではありません。

保険見直しは、『依頼』または、『相談』というかたちで、他人の助けを借りることができるでしょう。しかしこれは、単に友人や同僚に相談する、という意味ではありません。それでは元の木阿弥です。いわゆる保険など、人生設計に関する「プロ」ともいえる専門知識を持った人や、ファイナンシャルプランナー(FP)という資格を持った人たちがいます。

そういった人たちを頼ることによって、より先を見た、保険に関する舵取り、舵を取る方向の変更、ができるでしょう。個人単位でも依頼することができますし、特定の企業で斡旋しているサービスを利用することができます。近頃は無料で生命保険や損害保険の見直しができる相談窓口が増えてきています。

数ある保険の中から、現在の自分に一番合った保険を探しだしてもらえる上、細かい保険プランの説明も受けることが出来ますので、個人で探すよりもずっと安心です。積極的に利用していくといいでしょう。

実は保険にもリスクが

さて、そのように保険に加入する目的が曖昧であると、他のことも曖昧である可能性があります。ます、保障内容に関して、良く精査していない可能性があります。例えば、ある病気にかかって入院することになった時に、本当は保険金が下りると思っていたのに、実は対象外だった…こんな事態が発生することが実際にあります。

また、最近増えている『貯蓄型』の保険がありますが、自分では満期を迎えた時に、今まで支払っていた分すべてが保険金として受け取れると思っていましたが、その時になってみると、今まで支払っていた分の総額よりも受け取れる分が安くなってしまっていた、ということがあり得ます。これは、いわゆる『元本割れ』と呼ばれるもので、貯蓄型の保険に起こりうる事態です。そもそもお金の価値というものは変動しますが、貯蓄型の保険において保障等が適用された場合、満期に受け取れる分が安くなる可能性があります。ですから、どちらも中途半端、になってしまう可能性があるのです。

「だれか」にとってとても良いと思えた保険であっても、「わたし」にとって、必ずしも良い保険であるとは限りません。家族構成も環境も人それぞれ異なっているので、自分たちに本当に合ったものを選ぶ必要が、あるのです。

具体性のある目的を

さて、皆さんはそもそも保険に何のために加入するか、という点を考えたことがあるでしょうか。ある方は、『家族ができたから』とか、ある方は、『会社に就職したから』、ある方は、『成人したから』という理由で、保険に加入した人がおられるかもしれません。しかし、それらの動機には、いわゆる『具体性』が欠けています。本来何が達成されることを目的として、保険に加入したのか、という点です。保険に加入する前に、それらを考えてみる必要があります。

保険に加入することによって達成されるのが、まず『保障を得られる』という点です。いわゆる『生命保険』を取り上げて考えてみますが、私達は今健康体であっても、将来的にどのような病気になるか、は分かりません。もし突然命に関わる病気に掛かって、治療の為にかなりの費用が必要になってしまったら、どうなるでしょうか。そのときになって、すぐにお金の対応ができると思われますか?これにおいて難しい点があるからこそ、誰もが生命保険に加入することによって、入院時や手術時などに『保障』が受けられるように、保険に加入するのです。

このように、保険に加入する具体的な動機を、最初に明らかにしておくことは、最優先事項です。

保険見直しで将来を考える

世界は広いものです。自分たちでは考えられないほど、様々な物事にあふれています。私達はテレビ画面などを通して、いつもそういった光景を毎日のように見ているかもしれません。それ自体は良いことです。しかし、そういった事柄にかまけ続けて、本来自分たちが行わなければならない、そして守りつづけなければならない事柄を、忘れてしまうことがあります。

それは、いわゆる『健康』のことや、『生活』のことです。本来、私達が生きる上で、それらは何よりも最優先事項であるべきです。なぜなら、それらが確立されていないのであれば、私達は仕事を行うことも、趣味を楽しむことも、なにをすることもできないからです。それら基本的なことがあって初めて、私達は生きるという行為を、行えているのです。ですから、なによりもそれらの面に対して、投資を行うということが、本当は最優先なのです。

さて、だからと言って、今から健康を意識した食生活にしなさい、と言っているのではありません。勿論それも大切ですが、今回はそれよりももっと先のこと、いわゆる将来の私達自身について考える機会となってほしいと思っています。将来のこととは、どのようなことでしょうか。先ほど挙げた、『健康』や『生活』です。これらを将来においても変わりなく確立させるために、誰もが選べる選択肢が、『保険に加入する』、『加入しない』という点です。一度保険に入った型でも、保険見直しを行うことは、今挙げた二つを確立する上でとても大切です。